フィナボッチ数列のFXへの応用について

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人間には心地よく感じる比率というものがあります。
例えば、バランスよく整って見える黄金比などがそれに当たります。
そんな人にとって相性のよい比率に「フィナボッチ数列」というものがあります。

フィナボッチ数列による比率で構成されるものは自然界のあらゆるものに存在しています。
それは花びらの付き方、貝殻の巻き具合、手と腕の比率、台風の形状に至るまで様々です。
そんなフィナボッチ数列はFXの世界にも存在するものとなっています。
自然の一部である人の中に存在するフィナボッチ数列への指向性がチャートに如実に現れるわけです。

フィナボッチ数列の比率はチャートのツールでライン上に表示することができます。
そのラインは0パーセントから100パーセントまでの間に数本並びます。
その引き方はチャートのローソク足の波の高値と安値に合わせてツールで設定します。

ラインを引くと、フィナボッチ数列の線上で価格が止まったり停滞しているのが見て取れます。
このように、人はフィナボッチ数列の影響を受けている状態にあります。
なお、自然の感性で影響を受ける部分のみならず、意識的にもフィナボッチ数列は多くの投資家に意識されるものとなっています。
そのため、自分自身もこのフィナボッチ数を常に意識していくことが重要です。

FXでは、一定のフィナボッチ数からの反転がある種のパターンとして現れることあります。
これを「ハーモニックパターン」といいます。
このハーモニックパターンには様々な種類があり、それを認識しておくことが値動きの先を読む上で有効に働きます。

基本的なハーモニックパターンに「ABCDパターン」というものがあります。
これは波の頂点にアルファベットを当てていく形で表します。
パターンの構成としては、AからBの長さがCからDの長さと同じというものになっています。
この時のBからCの戻りの長さは、AからBの長さの61.8パーセントから78.6パーセントが望ましいものとなります。
61.8や78.6はツールで引かれた線にフィナボッチ数と合致するものです。
このような動きの結果、その値動きは半菱形を形成します。チャートに半菱形が出来ている場合はABCDパターンが形成されている可能性があります。
ABCDパターンはメジャーなので、値動きを読むためによくチェックしておきましょう。

他にはXABCDパターンというものが存在します。
これはポジションを入れるエントリーポイントをより明確にパターンとして様式化したものです。
様々なものがあるので、よく調べてトレードに応用していくと結果に繋がっていくかもしれません。

最後に注意点としては、パターンを過信しないことです。
FXには常に例外が付き物なので、他のテクニカル指標などを見て値動きの根拠をより明確に考えていくようにしましょう。